バーコード用語集-Corporate Profile-
-
RF(無線周波数、Radio Frequency)
電磁波の一種。
-
RFID(Radio Frequency IDentification)
小型の無線チップを内蔵した商品・製造などの情報を識別・管理する仕組み。
-
RFタグ(RF Tag)
RFエネルギーに反応して受信、書き込み、デジタル信号の送受信を行う電子タグ。
-
RSS(Reduced Space Symbology)
2007年2月にGS1(国際流通標準化機関)によって名称がGS1 DataBarに改称された。
詳細はGS1 DataBarを参照下さい。 -
RSS14
名称がGS1 DataBarに改称された。
詳細はGS1 DataBarを参照下さい。 -
ITF(Interleaved 2of5、インターリーブド 2of5)
太、細のバーとスペース(2値)で表現されるバーコードシンボルで、奇数桁をバー、偶数桁をスペースで表すバーコード。奇数桁をバー、偶数桁をスペースで表現するので基本的には偶数桁のバーコードしか存在しない。(但し、奇数桁の場合にはNULLコードを付加して表現される場合も有る)1987年にJISに制定された。
-
アクティブ タグ(Active Tag)
電池を内蔵したRF-IDタグ。
-
アライメント(Alignment)
バーコードリーダーでのバーコードとスキャナの相対的な位置、方向。
-
アルファニューメリック(Alphanumeric)
英字、数字、句読点、記号などを含むキャラクター。
-
アンシー(ANSI)
American National Standards Institute(全米規格協会)の略称でANSIと表現される
-
アパーチャー(Aperture)
光学系の視界を確立する物理的開口部。バーコードリーダーの読取りスリット。
-
アスキー(ASCII)
American Standard Code for Information Interchangeの略称で、情報交換全米標準コードに記述された文字とコード。アスキーコードは7ビット(パリティを含む8ビット)でコード表示される。アスキー文字は128種類の文字、記号、制御コードから構成される。
-
アスペクト比率(Aspect Ratio)
バーコードシンボルにおいて、シンボルの長さに対するバーの長さ(高さ)の比率。
-
EAN(European Article Number)
ヨーロッパで使用されている小売食品外装用の国際的な標準コード体系。
-
印刷品質(print quality)
寸法公差、エッジの荒さ、ボイド、スポット、反射率、PCS、クワイエットゾーン、バーコード規格などの必要事項に対するバーコードシンボルの適合性の測定。
-
インターキャラクタギャップ(Inter Character Gap)
通常はキャラクター間ギャップと呼ばれ、ディスクリート バーコードで隣接する2つのキャラクターの間の空白(スペース部分)。
-
インタラゲータ(Interrogator)
RF自動認識システムにおいて、RF変調されたメッセージによりIDタグが応答するようにトリガーをかける装置。
-
エーアイエム(AIM)
日本自動認識システム協会(JAISA)の前身。
Automatic Identification Manufacturersの略称で、国際自動認識工業会の事。 -
LED(Light Emitting Diode)
科学的成分により決定される特定波長の光を発光する半導体。
-
NW-7(CODABAR)
海外ではNW-7をCODABARと呼ばれることが多い。2値(太、細)のバーとスペースで表されるバーコードで、7本(4本のバーと3本のスペース)で構成される。スタートコード、ストップコードにはA、B、C、Dが用いられ、データをこれら4種類のアルファベットで挟んだコードである。医療、図書館、宅配便の荷札などで使用されている。1994年にJISに制定された。
-
エレメント(Element)
バーコードシンボル内にある1本のバーまたはスペースの事。
-
OCR-A
ANSI STD.X3.17-1981(ISO 1073 Part 1)に記載されているキャラクタ。
-
OCR-B
ANSI STD.X3.49-1975(ISO 1073 Part 2)に記載されているキャラクタ。
-
応答範囲(Capture Window)
RFを用いた自動認識システムにおいての探知範囲を規定した領域。
-
オーバーヘッド(Overhead)
バーコードシンボルに必要なスタートコード、ストップコード、チェックデジットの数。
-
オリエンテーション(Orientation)
水平方向に関してのバーコードシンボルの配置方法。
-
ガードバー(Guard Bar)
UPC/EAN/JANシンボルの両サイドと中央にあるバー。スキャニングの各基準点。
-
解像度(Resolution)
バーコードシステム(バーコードリーダー、バーコードプリンタ)での最も細いバーとスペースの寸法。分解能とも呼ばれる。
-
拡散反射(Diffuse Reflection)
反射面から四方八方に拡散する反射光。
-
キャラクタ(Character)
文字、数字、記号などを表すバーとスペース。
-
キャラクタ間ギャップ(Inter Character Gap)
ディスクリート バーコードで、隣接する2つのキャラクターの間の空白(スペース部分)。
-
鏡面反射(Specular Reflection)
表面が鏡面の様な反射。バーコードリーダーの死角。
-
QRコード(QR CODE)
株式会社デンソーが開発し1994年に発表したマトリックス方式の2次元バーコード。
-
クリアーエリア(Clear Area)
バーコードのスタートコードの前とストップコードの後にある余白で、バーコードリーダーが読取りを行う為に必要な空白部分。
クワイエットゾーンとも呼ばれる。 -
クワイエットゾーン(Quiet Zone)
バーコードのスタートコードの前とストップコードの後にある余白で、バーコードリーダーが読取りを行う為に必要な空白部分。
-
検証器(Verifier)
バーコードシンボルが規格書の内容に合致しているかを判定する装置。バー、スペース、キャラクター間ギャップ、クワイエットゾーン、PCSなどを判定する装置。
-
公称値(Nominal)
規定されたパラメータに対する理論値。
-
コーダバー(CODABAR、NW-7)
海外ではNW-7をCODABARと呼ばれることが多い。2値(太、細)のバーとスペースで表されるバーコードで、7本(4本のバーと3本のスペース)で構成される。スタートコード、ストップコードにはA、B、C、Dが用いられ、データをこれら4種類のアルファベットで挟んだコードである。医療、図書館、宅配便の荷札などで使用されている。1994年にJISに制定された。
-
CODE-93
CODE-39のバーコード長を短くする為に開発されたバーコードで。4値のバーとスペースで表されるバーコードである。使用できるデータは英数字、特殊記号である。FAなどで主に使用されているがあまり普及していない。
-
CODE-39
2値(太、細)のバーとスペースで表されるバーコードで、9本(5本のバーと4本のスペース)で構成される。スタートコード、ストップコードには*が用いられ、データを*で挟んだコードである。使用できるデータは英数字、特殊記号である。FA、OAなどで主に使用されている。1994年にJISに制定された。
-
CODE-11
2値(太、細)のバーとスペースで表されるバーコードである。使用できるデータは数字、特殊記号である。日本では殆ど使用されていない。
-
CODE-128
CODE-39のバーコード長を短くしてデータの信頼性を高める為に開発されたバーコードで、4値のバーとスペースで構成される。使用できるデータは英数字、特殊記号である。FA、医療、OA、商品流通コードなどで主に使用されている。1995年にJISに制定された。
-
誤読(Misread)
バーコードシンボルの内容とバーコードリーダーからの解析データが一致しない事。
-
コンティニアスコード
ITF(インターリーブド2/5)の様に、バーコード内のスペースが全てデータ情報で、キャラクター間ギャップが存在しないバーコード。
-
最小読取り距離(Optical Throw)
スキャナがバーコードシンボルを読取れる最小距離。
-
GS1 DataBar
GS1(旧・国際EAN協会)の標準バーコードシンボルの中で最も新しい1次元シンボル。JANコードと比べて表示面積を少なくでき、商品識別コード以外に「有効期限」や「ロット番号」、「商品の属性情報」も表示できる。
GS1 DataBar(RSS)には大きく3つのバージョンがある。
1.GS1 DataBar(旧称 RSS-14)
2.GS1 DataBar Limited(旧称 RSS Limited)
3.GS1 Expanded (旧称 RSS Expanded)
日本では厚生労働省が医療用医薬品(調剤包装または販売包装)のバーコード表示について、従来のJANコードからGS1 DataBarへ移行された。医療用医薬品のバーコードについて
商品コードを表示:GS1 DataBar Limited、GS1 DataBar Stackedを表示するにはGS1 DataBar Limitedを使用。印刷面積が小さい場合にはGS1 Databar-14 Stacked(GS1-RSS-14 スタック)を使用することもできる。
-
GS1 DataBar
GS1 DataBarは4つの形式がある。
1.GS1 DataBar Omnidirectional(標準)(旧称 RSS-14標準)
2.GS1 DataBar Truncated(旧称 RSS-14 Truncated)
3.GS1 DataBar Stacked(旧称 RSS-14 Stacked)
4.GS1 DataBar Stacked Omnidirectional(旧称 RSS-14 Stacked Omnidirectional) -
GS1 DataBar Limited(旧称 RSS Limited)
医療用医薬品:商品コード(梱包インジケータ"01"と14桁の商品コード)を表示するにはGS1 DataBar Limitedを使用。
GS1 RSSリミテッド合成シンボルCC-A、GS1 RSS14スタック合成シンボルCC-Aは、商品コード、有効期限、製造番号を表示用。
商品コードの他に、有効期限、製造番号(製造記号)を表示する場合は、Composite Component(コンポジットコンポーネント、和名:コンポジットコード、合成シンボル、複合シンボル)を使用する。・GS1 DataBar Limited Composite Symbol with CC-A(GS1-RSS リミテッド合成シンボルCC-A)
1次元:医療用医薬品の商品コード
2次元:有効期限、製造番号(ロット番号)。最大容量は数字46桁コンポジットコードとは、1次元バーコード(EAN、RSS、UCC/EAN-128)に2次元バーコードPDF417を合成させたバーコードシンボル。コンポジットコードにはCC-A、CC-B、CC-Cの3つのバージョンがある。GS-1 DataBar(RSS)にはCC-AまたはCC-Bを使用。国内の医療医薬品では3つのバージョンの中のCC-Aを使用。
コンポジットコードの概要:Composite Componentのバージョン 付加可能な1次元バーコード コンポジットの構造
CC-A UPC-A、UPC-E、EAN-13、EAN-8、GS1-DataBar(RSS)、UCC/UCC/EAN-128(GS1-128) MicroPDF417の変形版
CC-B UPC-A、UPC-E、EAN-13、EAN-8、GS1-DataBar(RSS)、UCC/UCC/EAN-128(GS1-128) MicroPDF417
CC-C UCC/UCC/EAN-128(GS1-128) PDF417 -
GS1 DataBar Stacked
GS1DataBar Stacked Composite Symbol with CC-A(GS1-RSS-14 スタック合成シンボルCC-A)
1次元:医療用医薬品の商品コード
2次元:有効期限、製造番号(ロット番号)。最大容量は数字56桁。表示面積が小さい場合に使用。参考:医薬品における有効期限および製造番号の表示について
・特定生物由来製品(血液製剤など)は調剤包装単位および販売包装単位に対し有効期限および製造番号の表示が必須。
・生物由来製品は販売包装単位に対し有効期限および製造番号の表示が必須(調剤包装単位に対しては任意)。
・元梱包装単位も有効期限および製造番号の表示が必須ですがGS1-128を使用します。 -
GS1 Expanded(旧称 RSS Expanded)
GS1 DataBar Expandedは2つの形式がある。
1.GS1 DataBar Expanded(標準)(旧称 RSS Expanded 標準)
2.GS1 DataBar Expanded Stacked(旧称 RRSS Expanded Stacked) -
シンボル(Symbol)
バーコードのコード体系。クワイエットゾーン、スタート/ストップキャラクタ、データキャラクタ、チェックデジットをバーとスペースで構成される情報。
-
シンボル長(Symbol Length)
バーコードシンボル両サイドにあるクワイエットゾーンのエッジとエッジまでの長さ。
-
シンボル密度(Symbol Density)
単位長さあたりのキャラクター数。バーコード密度とも呼ばれる。
-
水平バーコード(Horizontal Barcode)
バーコードシンボルの全長が水平線と平行に表示されたバーコードシンボル。
-
数値(Numeric)
数字により構成されるキャラクター。
-
スキャナ(Scanner)
バーコードシンボルを走査して、バーコード化された情報をデジタル信号などの様にシステムが解析しやすい電気信号に変換する光学的電子装置。ペンスキャナ、CCDタッチスキャナ、レーザースキャナ、イメージスキャナ、スロットリーダーなどがある。RFシステムではインタラゲータと呼ばれる。
-
スキャニング レンジ(読取り距離、Scanning Range)
スキャナがバーコードを読取れる最大距離で、最小読取り距離(Optical Throw)と読取り深度(Depth of Field)の和に等しい。
-
スキュー角(Skew)
シンボルの長さに平行な軸に対してのバーコードシンボルの回転角。
-
スペース(Space)
バーコードシンボルの明るいエレメントで、通常バーとバーの間の背景(下地)で形成される。
-
スペース幅(Space Width)
バーコードシンボルのスタートキャラクタ側のエッジから同一スペースの末尾までを計測したスペースの太さ。
-
スペクトル応答特性(Spectral Response)
読取りディバイスの異なった波長光においての感度の変化。
-
スポット(Spot)
スペース、キャラクター間ギャップ、クワイエットゾーンにあるインクや汚れ。
-
スタート/ストップキャラクタ(Start/Stop Character)
バーコードリーダーで解析する時に必要な情報として、バーコードの始めと終わりを示す特定のキャラクター。
-
セルフチェック(Self-Checking)
読取りエラーを防ぐためにバーコードシンボルに設けられる自己診断機能。
-
チェックキャラクター(Check Character)
バーコードデータ内に含まれたキャラクターで、バーコードデータの信頼性(精度)を高める為に用いられる算術的チェック方法。
-
チェックデジット(Check Digit)
バーコードデータ内に含まれたキャラクターで、バーコードデータの信頼性(精度)を高める為に用いられる算術的チェック方法。
-
長波(Low Frequency)
30KHz-300KHz。
-
中波(Medium Frequency)
300KHz-3MHz
-
通信距離(Range)
RF-IDシステムでのアンテナとタグ間の通信可能な最大距離。
-
ディスクリート コード(Discrete Code)
CODE-39の様に、キャラクター間ギャップがバーコードデータの一部でないバーコード体系。
-
ティルト角(Tilt)
シンボルの長さに垂直な軸に対してのバーコードシンボルの回転角。
-
データ レート(Data Rate)
RFなどにおいて、RF/IDタグとリーダー間の通信されるデータ転送速度。一般的にビット/秒、バイト/秒の単位で表される。
-
データマトリックス(Data Matrix)
Data Matrixは、1996年AIMIのISS規格に登録され、2000年にISO/IEC規格になった。米国半導体工業会(SEMI)や米国電子工業会(EIA)、米国規格協会(ANSI)で部品のマーキングに採用されている。CPU、MPUの表面に印刷されている。
最大情報量:数字3116、英数字2355、バイナリ1556 -
データ容量(Data Capacity)
RFタグのメモリー容量。
-
デコーダー(Decoder)
スキャナで検出されたバーコードデータの信号をアルゴリズムにて有効なデータに解読する装置。
-
デシ波(Ultra-High Frequency)
300MHz-3000MHz。
-
デプス オブ フィールド(Depth of Field)
バーコードリーダーでバーコードを読むことが出来る最小と最長の距離の差。読取深度と呼ばれる。
-
ナノメーター(nm、Nanometer)
光の波長を定義する測定単位。10のマイナス9乗メーター。
-
ニューメリック(Numeric)
数字により構成されるキャラクター。
-
バー(Bar)
バーコードシンボルの暗いエレメント(線)。
-
バーコード(Barcode)
情報を幅やセルで濃淡をバーとスペースの組み合わせ配列で表される技術。
-
バーコード キャラクター(Barcode Character)
固有の英数字、記号、制御記号を表すバーとスペースの情報。
-
バーコード密度(Barcode Density)
バーコード密度は、分解能、CPI(Character Per Inch)で表現されるバーコード(バー、スペース、キャラクター間ギャップ)の大きさ。単位長さあたりのキャラクター数。シンボル密度とも呼ばれる。
-
バーコードラベル(Barcode Label)
バーコードシンボルを印刷したラベル。
-
バーコードリーダー(Barcode Reader)
バーコードの読取りに用いられるディバイス。(ペンスキャナ、CCDタッチスキャナ、ハンドレーザースキャナ、固定レーザースキャナ、スロットリーダーなどがある)
-
バーコードシンボル(Barcode Symbol)
クワイエットゾーン、スタート/ストップキャラクタ、データキャラクタ、チェックデジットをバーとスペースで構成される情報。
-
バーティカル バーコード(Vertical Barcode)
スタートコードからストップコードへのシンボル形式の軸が、水平線に対して垂直方向にコードパターンが表示されること。ラダー バーコードとも呼ばれる。
-
バーの幅(Bar Width)
1つのバーのスタートコードに近いエッジから、ストップコードに近いエッジまでを計測したバーの太さ。
-
バーの比率(Bar Width Ratio)
N:W(細バー:太バー)の比率。1つのバーコードにおける最も細いバーと最も太いバーの比率。
-
バー幅補正(Bar Width Reduction)
印刷過程における機構上のエラーを補正する為にフィルムマスター、印刷原版の公称バー幅の寸法 補正すること。
-
バイナリーコード(Binary Code)
0と1 から構成される数値コード。
-
バックグランド(Background)
バーコードのスペース、クワイエットゾーンの領域。
-
発光ダイオード(LED、Light Emitting Diode)
科学的成分により決定される特定波長の光を発光する半導体。
-
パッシブ タグ(Passive Tag)
RF-IDタグの中で一切の電源を必要としないタグ。エネルギーは近くのアンテナから発せられる電源を使用する。
-
反射率(Reflectance)
テスト面から反射した特定の波長の光量とバリウム酸化物、マグネシウム酸化物標準面から反射した光量との比率。
-
半導体レーザー(Diode Laser)
LD、VLD(Visible Laser Diode)可視光レーザーダイオードと略される事がある。バーコードリーダーに使用される光源で、650nmの赤色光を発する。
-
PDF417
PDF417は、1989年シンボルテクノロジー社(現在のモトローラ社)によって開発されたスタック型の2次元シンボル。1994年AIMのUSS規格に登録され、2000年にISO/IEC規格になった。
最大情報量:数字2725、英数字1850、バイナリ1108 -
PCS(Print Contrast Signal)
バーとスペースの反射率の比率で通常はパーセントで表示する。PCSの計算式は下記の通りである。
PCS = (スペース部分の反射率(RL) - バー部分の反射率(RD)) / スペース部分の反射率(RL)
※RL:明るいバックグラウンド、RD:暗いバー -
ピッチ角(Pitch Angle)
各バーの方向に対して平行な軸を基準としてのバーコードシンボルの回転角。
-
ビット(Bit)
Binary Digitの略称。
-
VLF(ミリア波、Very Low Frequency)
3~30kHzの周波数。
-
フィルムマスター(Film Master)
印刷原版を作成するためのバーコードシンボルの写真フィルム。
-
ファースト リード レート(First Read Rate)
最初のスキャニングで読取れる回数の事で、通常パーセントで表す。
-
フォント(Font)
プリンタ活字の特定のサイズ(寸法)とスタイル(明朝、ゴシックなど)。
-
プリント クオリティ(Print Quality)
印刷品質のことで、寸法公差、エッジの荒さ、ボイド、スポット、反射率、PCS、クワイエットゾーン、バーコード規格などの必要事項に対するバーコードシンボルの適合性の測定。
-
プリント コントラスト(Print Contrast)
PCSのことで、バーとスペースの反射率の比率で通常はパーセントで表示する。
-
プレプリント シンボル(Preprinted Symbol)
あらかじめ印刷されているシンボル。
-
分解能(Resolution)
バーコードシステム(バーコードリーダー、バーコードプリンタ)での最も細いバーとスペースの寸法。解像度とも呼ばれる。
-
平均バックグランド反射率(Average Background Reflectance)
バーコードのバックグランド(背景)の5個所以上の平均反射率。
-
ヘリウムネオン レーザー(He-Ne Laser)
バーコードリーダーに使用される光源で、633nmの赤色光を発する。
-
ベリファイヤー(検証器、Verifier)
バーコードシンボルが規格書の内容に合致しているかを判定する装置。バー、スペース、キャラクター間ギャップ、クワイエットゾーン、PCSなどを判定する装置。検証器とも呼ばれる。
-
ホリゾンタル バーコード(Horizontal Barcode)
バーコードシンボルの全長が水平線と平行に表示されたバーコードシンボル。
-
マイクロPDF417(MicroPDF417)
PDF417の小型バージョン。マイクロPDFは、誤り訂正は固定となっていている。
最大情報量:数字366、英数字250、バイナリ176 -
マイクロQRコード(Micro QRcode)
マイクロQRコードとは4つのバージョンを持ち、QRードを小型にした2次元マトリックス型バーコード。2004年11月にJIS(日本工業規格JIS X 0510)に制定された。QRコードとの違いは、QRコードには切り出しシンボルが3つあるのに対して、マイクロQRコードは一つである事。
最大情報量:数字35 英数字21 バイナリ15 -
マキシーコード(MaxiCode)
MaxiCodeは、1987年米国最大の宅配業者であるUPS社が、小荷物の管理と仕分け追跡のために開発したマトリックス型2次元バーコードシンボルである。
最大情報量:数字138、英数字98 -
ミスリード(Misread)
誤読のことで、バーコードシンボルの内容とバーコードリーダーからの解析データが一致しない事。
-
ミディアム フリクエンシー(Medium Frequency)
中波のことで300KHz-3MHz。
-
密度(Density)
バーコード密度は、分解能、CPI(Character Per Inch)で表現されるバーコード(バー、スペース、キャラクター間ギャップ)の大きさ。
-
ミリア波(VLF、Very Low Frequency)
30KHz以下の周波数。
-
無線周波数(RF、Radio Frequency)
電磁波の一種。
-
モジュール(Module)
バーコードの中で最も細い公称幅の計算単位。
-
モジュラーチェックキャラクタ
バーコードデータ内に含まれたキャラクターで、バーコードデータの信頼性(精度)を高める為に用いられるデータに付加するキャラクタ。
-
UHF(Ultra High Frequency)
300MHz~3GHz。
-
UCC(Uniform Code Council Inc.)
アメリカ・カナダの商品コード管理機関。
-
UPC
米国での小売り食品包装用標準バーコードシンボル。JANコードの基礎になったコード。
-
USS(Uniform Symbol Specification)
AIMが規定したバーコードシンボルの規格。
-
読み出し専用(Read Only)
既存のデータが書き込まれたRF-IDタグを用いた読み出し専用IDシステム。
-
読み出し専用タグ(Read Only Tag)
読み出し(送信)専用機能のRF-IDタグ。
-
読み出し/書き込み(Read/Write)
書き込み済みのRF-IDタグを外部のRF信号によって書き換え可能とするRF-IDタグの機能。
-
読み出し/書き込みタグ(Read/Write Tag)
RF-IDシステムにおいて受信、書き込み、デジタル情報の送信機能を持っているRF-IDタグ。
-
読取深度(Depth of Field)
バーコードリーダーでバーコードを読むことが出来る最小と最長の距離の差。
-
読取り距離(Scanning Range)
スキャナがバーコードを読取れる最大距離で、最小読取り距離(Optical Throw)と読取り深度(Depth of Field)の和に等しい。
-
ライトペン(Light Pen)
ペン型のバーコードリーダー。他にはペンスキャナ、ワンドとも呼ばれる。
-
ラダーコード(Ladder Code)
スタートコードからストップコードへのシンボル形式の軸が、水平線に対して垂直方向にコードパターンが表示されること。バーティカル バーコードとも呼ばれる。
-
リードオンリー(読み出し専用、Read Only)
既存のデータが書き込まれたRF-IDタグを用いた読み出し専用IDシステム。
-
リードオンリータグ(読み出し専用タグ、Read Only Tag)
読み出し(送信)専用機能のRF-IDタグ。
-
リード/ライト(読み出し/書き込み、Read/Write)
書き込み済みのRF-IDタグを外部のRF信号によって書き換え可能とするRF-IDタグの機能。
-
リード/ライトタグ(読み出し/書き込みタグ、Read/Write Tag)
RF-IDシステムにおいて受信、書き込み、デジタル情報の送信機能を持っているRF-IDタグ。
-
リードレート(Read Rate)
ファースト リード レートと一般的に呼ばれ、最初のスキャニングで読取れる回数の事で、通常パーセントで表す。
-
リゾリューション(分解能、Resolution)
バーコードシステム(バーコードリーダー、バーコードプリンタ)での最も細いバーとスペースの寸法。解像度とも呼ばれる。
-
リフレクタンス(反射率、Reflectance)
テスト面から反射した特定の波長の光量とバリウム酸化物、マグネシウム酸化物標準面から反射した光量との比率。
-
両方向読取り(Bidirectional Read)
スタートコードからストップコード、ストップコードからスタートコードのどちら方向にも読取り可能なこと。
-
レーザースキャナ(Laser Scanner)
低出力レーザー光線を光源として用いた光学式バーコードリーダー。レーザー光には半導体レーザー、He-Neレーザーを用いる。発光波長には可視光(赤色光)または赤外光がある。
-
レンジ(通信距離、Range)
RF-IDシステムでのアンテナとタグ間の通信可能な最大距離。
-
ロー フリクエンシー(Low Frequency)
長波のことで30KHz-300KHz。
-
ワンド(スキャナ、Wand)
手持ち型のバーコードリーダー。バーコードシンボルを走査して、バーコード化された情報をデジタル信号などの様にシステムが解析しやすい電気信号に変換する光学的電子装置。ペンスキャナ、CCDタッチスキャナ、レーザースキャナ、スロットリーダーなどがある。
RFシステムではインタラゲータと呼ばれる。